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映画:カポーティ
2006年10月26日 (木) | 編集 |
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作家トルーマン・カポーティが6年の歳月をかけて書き上げた作品「冷血」がどのようにして出来上がったのか、その過程を・・・。

カポーティを演じるのは、主演男優賞を獲得したフィリップ・シーモア・ホフマン。彼は「ミッション・インポッシブルⅢ」「レッド・ドラゴン」「リプリー」など数々の作品にも出演している。

1959年のある日、カポーティに一つの新聞記事が目に留まった。その記事を切り抜くカポーティ。記事の内容はカンザス州の農家一家4人が惨殺された悲惨な事件だった。


 記事に興味を示したカポーティは、幼なじみの女性作家ネルを伴い事件の取材に現地に出かけた。彼は、その事件を題材にノンフィクション小説を生み出そうとしていた。意気揚々とした彼が先ず向かった先は、事件の捜査にあたった保安官のもと。人気作家の訪問になんだか怪訝な表情を見せる保安官達。そんな彼らとのやり取り、マフラーを指差して「高級品」帽子を指差して「安物」のやり取りちょっぴり笑えた。すでに人気作家であった自分を示したかったのか・・・。
そして第一発見者の少女を訪ねたり、現場、そして遺体を見たりと新しい作品の出発にワクワクしている彼。恋人のジャックにもしばらく戻れないよと・・・。
 そしてついにラスベガスに逃げていた二人の犯人が逮捕された。その犯人の1人ペリー・スミスに興味を持ったカポーティは拘留されている彼の元に通い事件の真相に迫ろうとする。自分の両親の離婚そして幼少時代各地を転々とした辛い過去を話し、ペリーに心を開かせようとする。ペリーもカポーティと同じように恵まれない幼少時代を過ごしており、次第にカポーティに心を許していく。カポーティを「アミーゴ」と・・・。
 しかし、カポーティのほうはペリーは金になるいい題材にしか過ぎなかった。なかなか事件の真相を話そうとしないペリー。真実が分からないからこそペリーにいつまでも興味があるのか・・・・。一時はスペインにいるジャックの元へ戻ったカポーティ。そこで、ペリーから聞いた話を執筆し2部まで仕上げていた。そして題名も決めていた「冷血」と。
「冷血」とは犯人を示すのだろうか?それともカポーティ自信なのか?

小説の結末を仕上げるために再びペリーを訪ねたカポーティ。そしてペリーの口から事件当日起きた真実を聞いたカポーティは・・・。
これで小説の結末が完成するはずであったが、真実を知ってしまった彼の気持ちは揺れていた。腕の良い弁護士をあてがい死刑執行を引き伸ばしていたがこれ以上引き伸ばす必要がない。しかしペリーと自分は似たような環境で育ち、親近感を覚えていた。ペリーの死刑を望むのか、小説の完成を望むのか・・・。
あれだけ意気揚々としていたカポーティだが、悩み落ち込んでいた。死刑執行が決まったペリーからの電報をネルから聞いたカポーティは、ペリーの元へ向かった。ペリーはカポーティに死刑執行の立会いを望んだ。ペリーにとって唯一親近感を感じられる人物に自分の最後を見届けてもらいたかったのか・・・。
ペリーの最後を見たカポーティは、その後立ち直ることが出来なかったようだ・・・。
 「冷血」以来、筆が進まなくなり、59歳の生涯を終えた。

「冷血」な犯人、しかしその言葉は、カポーティ自信にも当てはまるのではないかと悩み続けたのか・・・。作品を仕上げるためにペリーを利用した自分を責め続けていたのか・・・。ペリーとの出会いは彼の人生を変える大きな出会いであった。
テーマ:映画感想
ジャンル:映画
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