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映画:ノーカントリー/No Country for Old Men
2008年03月24日 (月) | 編集 |
ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディションノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション
(2008/08/08)
トミー・リー・ジョーンズハビエル・バルデム

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監督・製作:ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ケリー・マクドナルド、ウディ・ハレルソン他
久々にコーエンテイストを味わったようでなんだか面白かった。アカデミー賞受賞作品というのに上映している劇場も少ないのもあったのかかほぼ満席状態でした。久々のコーエンテイストにすっかり酔いしれ、かぶりついて最後まで楽しめました。

舞台は1980年代のテキサス。荒野でひとりハンティングをしていたベトナム帰還兵のモス(ジョジュ・ブローリン)は麻薬取引絡みで銃撃戦が行われたと思われる場所を偶然にも発見してしまう。現場は複数の死体。血痕をたどり200万ドルの大金が入ったバックを発見。危険の臭いがプンプン漂う大金。だがモスはこっそり自宅に持ち帰ってしまう。その後、銃撃戦現場に残った瀕死のひとりに水を差し入れようとなぜだか思いついたモスは夜中に再び現場に行くことに。
だがそこには、消えた大金を取り戻すために雇われた冷酷な殺し屋シガー(ハビエル・バルデム)らもいた。モスは命からがら逃げ出し自宅に戻った。モスは妻を実家に帰し、自らは大金を持って逃亡劇を始めることに。

大金の入ったバックには発信機が取り付けられていて、シガーのモスの追跡が始まった。
荒野の麻薬がらみの銃撃戦、モスの自宅のドアの異変、その後のモーテルでの3人の男の殺害の手口などから保安官のエド・トム・ベル(トミー・リー・ジョーンズ)はモスに危険が迫っていると思い身柄を保護するために追跡することに。
しかし待っていた結末は・・・・・・・。


もうなんといっても面白いのがシガー(ハビエル・バルデム)さんの髪型。コーエン兄弟が好みそうな異常な殺し屋の雰囲気を見事に演じていました。おまけに凶器が酸素ボンベのようなのってこと。あんな重いもの下げて歩くんですもの。「ファーゴ」と同じく次々と殺人事件を起していくのだが、なぜだがシガーの不気味で異常ぶりな雰囲気が面白い。最後の交通事故では腕の骨が向き出たまま、少年達に誰も見なかったことにしろと歩き出すシガー。コーエンテイストたっぷりの殺し屋シガーでした。
そして一生懸命逃げるモス。彼にもハッピーエンドが待っていて欲しかったけれどもあんなラストにしたのもコーエンテイストって感じ。

実はこの作品、この恐ろしいまでの殺し屋シガーとモスの対決と平行して語り手である保安官のエド・トム・ベルの心の変化を静かに淡々と表現しているんですよね。
なんとも上手い!さすがコーエン兄弟の作品だわって思えました。う~ん、満足、満足!
テーマ:ノーカントリー
ジャンル:映画
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